ファイナンス読了時間 8分
給与から税金・社会保険料を引いた手取り額の計算方法
「額面年収500万円」と聞いても、実際に自由に使えるお金はそれより少ないのが現実です。本記事では、額面から引かれる税金と社会保険料の内訳、手取り額の計算方法を丁寧に解説します。
額面から差し引かれるもの
- 健康保険料:給与の約5%(労使折半)
- 厚生年金保険料:給与の約9.15%(労使折半)
- 雇用保険料:給与の約0.6%(労働者負担分)
- 所得税:課税所得に応じて5〜45%
- 住民税:課税所得の約10%(前年の所得に基づく)
所得税の計算ステップ
- 額面給与から給与所得控除を差し引く
- 社会保険料控除・基礎控除(48万円)などを差し引く
- 残った課税所得に累進税率を適用
例えば年収500万円の場合、給与所得控除は約144万円、社会保険料は約75万円、基礎控除48万円を差し引くと課税所得は約233万円。所得税は約13.5万円となります。
年収別の手取り目安(独身・扶養なし)
| 額面年収 | 手取り年収(目安) | 手取り率 |
|---|---|---|
| 300万円 | 約240万円 | 80% |
| 500万円 | 約390万円 | 78% |
| 700万円 | 約530万円 | 76% |
| 1,000万円 | 約720万円 | 72% |
| 1,500万円 | 約1,020万円 | 68% |
手取りを増やすための工夫
- iDeCoで所得控除:掛金全額が所得から控除され、翌年の税負担が軽くなります。
- ふるさと納税:実質2,000円の自己負担で返礼品を受け取れます。
- 医療費控除・セルフメディケーション税制:年間10万円超の医療費が対象。
- 住宅ローン控除:借入残高の0.7%が所得税から控除されます。
賞与と月給の扱い
賞与にも社会保険料と所得税がかかりますが、住民税は賞与にはかかりません。年収の中で賞与の割合が高いほど、月々の手取りは少なめに見える傾向があります。
手取りをサクッと計算する
細かい計算を自分で行うのは大変です。年収や扶養人数を入力するだけで手取りを算出できる給与手取り計算ツールをぜひご利用ください。
給与手取り計算ツールを使って、今すぐ計算してみましょう
計算ツールを開く →